リンパマッサージの効果を高める部位
動脈では酸素や栄養素が運ばれ、静脈では老廃物が運ばれるなど、心臓を起点に体液循環による巡りが体内で行われていますが、老廃物の一部はリンパ管を通り循環します。
しかしながら代謝機能が低下するなどの影響から老廃物の循環が滞り、細いリンパ管のリンパ液の流れが悪くなるケースがあります。
リンパ液の役割は、血液が酸素や栄養素を運ぶのと同じく、老廃物や脂肪を運び、汗や尿として体外へ排出させてくれる役割を担っています。
循環を促すためにもリンパマッサージは有効的で、効果としては浮腫みを解消できたり痩身効果や便秘の改善などが挙げられています。
特に第二の心臓となるふくらはぎは、筋肉の働きによって血液が心臓に戻るポンプ機能を果たしてくれています。
しかし筋肉が付きにくい女性の場合、ふくらはぎのポンプ機能が十分働かずに脚の浮腫みを招きやすくなります。
浮腫むことで血流も滞り、冷えや血色の悪さにも直結してしまうためにリンパマッサージで血流を促すことが浮腫み取りに効果的です。
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一般的に下半身が浮腫む場合にはソケイ部や膝裏のリンパ節を刺激するものの、全身汲まなく巡らせるためにはファーストステップに鎖骨のリンパ節を刺激させる手法が提案されています。
左側の鎖骨のリンパ節は、全身を流れる血液の合流地点としての部位に位置しており、心臓への戻りに繋がっています。
下半身のみならず体内の老廃物が集結する部位でもあり、下半身のリンパ節からアプローチしたリンパマッサージを行っても、合流地点となる鎖骨のリンパを刺激しなければスムーズな排出が行えずに効果も半減されてしまいやすい特徴があります。
半減させないためのファーストステップとなる鎖骨のリンパマッサージ法として、人差し指と中指を使い、5秒程度押して離すを数回繰り返します。
次に鎖骨をピースサインの形で挟み込み、脇へと擦りながら老廃物を流します。
上半身・下半身をカバーする部位であるため、脚へのアプローチを試みる前にほぐしておくことがポイントです。
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